レースシムをやり始めたきっかけ。

なぜ自分がレースシムをやっているかのいきさつをまとめてみようかと思います。

まあ、なんの為にもならない内容なので、興味の無い方はスルーして下さっても良いですし、世の中にはこんな奇特な人もいるんだなーって思ってもらっても結構ですw

思い返してみれば、自分の人生にとっては自動車が切っても切れない存在でした。

生まれは1985年。もの心がついた頃には日本はF1ブーム真っ只中。マクラーレンホンダ全盛期のセナプロ時代でした。といっても保育所入るか入らないかの年頃なので、レースの内容なんて分かってなかったと思いますが、親に聞くとF1のビデオをずっと見ていたそうです。

そんな中F1ブームも過ぎ去り、穏やか(?)に小学生くらいまで育ち、そんな中、初めて「車」というものを意識するきっかけとなったのが、みなさんご存知グランツーリスモ。

それまでにはなかったリアルな描写や挙動。子供ながらに一気にはまりました。

中学生になりF1も見るようになりました。初めてテレビで見たのは1999年の日本GPでした。当時は地上波でも放送していて、日本GPの時だけ放送時間帯が早かったので、そこで目に止まったのがきっかけでした。

翌年2000年シーズンからは、ほぼ欠かさずF1レースは見ています。ここからしばらくF1界はミハエル黄金期。F1素人の目線から見てフェラーリが速かったのは嬉しかった記憶があります。(今のメルセデス一強みたいで、他のチームファンの方は面白くなかったのかもしれないけれど…)

現地観戦も行って3.0リッターV10のサウンドはまさしく圧巻でした。

そんな中学時代を過ごし、将来はF1ドライバーとか夢見ていましたが、親に「そんなお金は無い」と一蹴されました。(今から思い返せば当たり前ですね)

じゃあ、ドライバーがダメなら車を作る側になろうと言うことで、技術者を目指し高専という変な学校に入学するのでした。(まだまだインターネットなんて発達していない時代だったので、どうしたら良いのかとか調べる術もなかった時代でしたね。)(変とは言ってますが技術系に就職希望であればオススメだと思ってます。)

高専に入ってからは五年間の寮生活を過ごす事になります。(全寮制ではないのですが、あくまで希望で残ってました。)学校のあった場所はまさしく陸の孤島。周辺には何も無く学校が終われば次の日まで時間はいっぱい持て余してますので、ゲームや漫画など、オタク趣味がどんどん増えていきました。(勉強しろと言う話ですが・・・)周りにはパソコンに詳しい友人もいっぱいいたので情報交換もでき、PC自作やパソコンでゲームと言うのもこの頃から当たり前にやってました。

おかげさまで某自動車会社にも就職し、社会人になってからはGDBインプレッサを購入してサーキットやレンタルカートなど走りに行きましたが、一回走りに行くと、走行料や消耗品(ガソリン、オイル、タイヤ、ブレーキパッド等)で数万円があっという間になくなる事が判明。(それまではそんなに必要とは思ってもなかった)新社会人での稼ぎでは車を維持するのが精一杯だったのでなかなか走れずにいました。

そんな事を思ってる中、発売されたのがグランツーリスモ5プロローグ。

シリーズ1~4までやりこんでいた自分にとっては待望の新作でした。

PS3や新型ハンコンのG25やプレイシートまで気合を入れて買いそろえてしまいました。(それでも、実車のタイヤ1セット分程度の費用で済むんですから考え方によっては安いもんです)

グラフィックは歴代イチ綺麗でした。今作品よりオンラインバトルが導入されましたが、なんか自分の思っていたのと違う・・・。

ぶつけあいやショートカットし放題、後続車両のブースト補正など、ゲームなので仕方ないのですが、自分の求めるレースにはなってなかった記憶があります。まあ初のオンライン対戦ですし、過去シリーズ作のシングルで走ってる走り方をみんながすればそうなるのは必然で仕方がなかったと思います。

現在においては、関係者の方々の努力のおかげでGTsportsの大会まで開催されるようになっていますから、凄い時代になったものだと思います。

とまあ、そんな違和感を覚えたのがきっかけで、何か他にないかと探して回った結果、行きついたのがレーシングシミュレーターでした。

当時のシミュレーターといえばrfactorかGTR2がメジャーだったかと思います。

自分としては、F1も走ってみたかったのでフォーミュラ系に強いrfactorを初めてみました。

初めてオンラインで走ったときは、プラクティスから始まり、クオリファイ、レースと進んでいきフォーメーションラップまで実際に行うのが本格的で、ワクワクしたのを覚えています。自分が求めていたものはこれだと思いました。レース中のピットインにしても、ピットレーンの進入から、ピットボックスへ止めるなどそういった部分でも力量差が出てくるのにも感動しました。

また、MODの存在も大きく、有志によるMOD制作によりいろんな車種が乗れる事も非常に魅力的でした。当時はF1のゲームも少なく、また下位フォーミュラ(F2やF3など)が運転できるものも少なかったので、それも魅力のひとつでした。

とまあ、それからは仕事も辞めて和歌山に帰ってきたりといろいろありましたが、レースシムはずっと続けて現在に至るわけですが(休止期間もありましたが)、最近ではrfactor2とiRacingをやっています。

10年程前とは時代も変わり、日本においてもeスポーツというジャンルが確立されてきており、今後もどうなっていくか楽しみにしていきたいです。

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