電気スイッチ Panasonicアドバンスシリーズを使ってみての感想

ド田舎で家を建てる

家の電気スイッチ、こだわる人はこだわるかもしれないですし、こだわらない人はまったくこだわらないポイントかと思います。

今回はそんな電気スイッチについて書いて行きたいと思います。

機能としては、パチン、パチンと押すだけで照明などのオンオフができる。簡潔に言えばそれだけの機能です。

そんな機能に加え、最近では人感センサーやタイマーなどが組み込まれて便利になったスイッチも発売されてきています。

そんな電気スイッチですが、自分としては少しこだわってみたいなと思ってPanasonicのアドバンスシリーズにしました。

きっかけ

アドバンスシリーズにしたきっかけはズバリ、デザインの一言につきます。

(見た目に関しては主観での話になってきますので、ここからは感想としてご理解下さい。)

 

まず、電気のスイッチと言えば、昔の定番はこのスイッチかと思います。

フルカラー配線器具という名称で1971年から販売され、現在も販売されています。

フルカラー配線器具 | スイッチ・コンセント | 電設資材 | Panasonic
パナソニックのフルカラー配線器具は1971年の発売から長くご採用いただいているベーシックなスイッチ・コンセントです。工場・オフィス・住宅など、幅広くご使用いただけます。

実家もこのスイッチで昔ながらの定番といった感じです。

現在も販売されていて値段も安いというメリットもありますが、見た目が少し古臭いという点とスイッチ部分の大きさが小さいので、少し押しづらいというデメリットがあります。

 

次に紹介するのがコスモシリーズワイド21です。こちらは2000年の発売で種類で、これも近年では定番化しているスイッチかと思います。

コスモシリーズワイド21 | 商品ラインアップ | スイッチ・コンセント(配線器具) | Panasonic
コスモシリーズワイド21配線器具は、操作性・デザイン性・機能性にすぐれたスイッチ・コンセントです。家族のライフスタイルやお部屋の用途にお応えする、豊富なバリエーションを取り揃えています。

注文住宅を建てる際、スイッチについて特に注文しなければ、コストも安価でデザインも無難なこのコスモシリーズになるかと思います。

 

そして今回選択したアドバンスシリーズです。こちらは2014年の発売とまだ新しい機種です。

アドバンスシリーズ | スイッチ・コンセント(配線器具) | Panasonic
アドバンスシリーズは上質なデザイン・直感的操作・利便性の高い機能にこだわった、パナソニックの新しいスイッチ・コンセントです。

写真の通り、コスモシリーズと比較しても単一色でスッキリしたデザインが特徴です。

 

また、アドバンスシリーズには従来のスイッチに加えリンクモデルという無線接続でネットワークコントロールできる機能があるモデルも追加されています。

このリンクモデルは本体以外の無線コントローラーから操作できたり、HEMSを導入をすることでHEMS側からもコントロールする事が可能です。(HEMSとつなげるには別途コントロールユニットが必要です。)

 

コスモシリーズについては、新築を建てる前に住んでいたアパートもコスモシリーズがついていましたので、同じコスモシリーズだと新しさを感じにくいなと思って、新しい機種であるアドバンスシリーズなら新築を建てたという実感も感じやすいのでは、という思いでチョイスしました。

使ってみての感想

まず、デザイン面ですがインテリアはこんな感じになりました。

スイッチがどこにあるのか分かりにくいですが、インターホンの下と階段の登り口にあります。

スイッチなので自身は主張せずインテリアに溶け込むデザインが良い感じです。白基調の壁紙だと壁に溶け込んでしまい自然な感じになります。

また内装は古民家風の真壁仕様にしたのですが、スイッチが新しいモデルであるため古い雰囲気なんだけど、なんだか新しいといった雰囲気を出すことが出来たと思います。

 

コンセントカバーもアドバンスシリーズで揃えたので、つや消しの白が落ち着いた良い雰囲気を出しています。

 

夜間のスイッチ照明もコスモシリーズの緑と違い、優しい白色なので、ほんわりした雰囲気になります。

照明の位置も、スイッチを押す部分が光っているので間違える事もなく使いやすいです。(コスモシリーズは押す部分の反対側が光ります。)

  

調光スイッチに関しては、ダイヤル式ではなく、タッチ式なので新しさはありますが、使用した感じは微妙な調光がしづらく、この辺りはダイヤル式の方が優れていると感じました。

しかし、無線でコントロールできるリンクモデルである以上、この仕様は致し方ないと感じる所でもあります。

 

まとめ 

アドバンスシリーズのスイッチについて簡単にまとめると、

スッキリしたデザイン

リンクモデルを用いたネットワーク操作が可能

コスモシリーズ等と比較すると導入コストが高い

 

住宅のスイッチなどの部材は時代と共に新しいものが出てくるので、年数が経過するとどうしても古臭く感じてしまう所もあるかと思います。デザインに関しては主観による所が大きいですが、交換機会もほとんどない住宅設備ですので最初に導入した物をずっと使い続けることになるかと思いますので、こだわる方は気に入ったデザインの物を導入するのをオススメします。

ネットワーク操作に関しては、スマートスピーカーなどの登場でスイッチに機能が無くても照明機器等へ後付けできる機器も増えてきていますので、この部分に関してはアドバンスモデルを選ぶメリットはそこまで大きくないのかもしれません。

それでもPanasonicのHEMSを導入して純正で接続できるという点がメリットであると思います。

 

現在のところ、アドバンスシリーズを選択するには導入コストが少し高いので、そのコスト分を補ってでも、デザインのスマートさやネットワーク機能が欲しい方は導入するメリットがあると思います。

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